さあ、6月議会へ
いつもなら、議会前の一週間は、資料集めに原稿書き、仕込み優先の日々となります。
今回は、久しぶりに男女平等企画の国会集会を企画、主催したので、その段取りに追われてしまいました。
6月1日(金)夕方、三井マリ子さんと浅倉むつこさんが出版された「バックラッシュの生贄」の出版をきっかけに
国会での集会を開催してみたのです。
1999年に男女共同参画基本法が成立してから、日本中に、こうした動きを「家族の崩壊」などと言って
踏みつぶそうとすような不思議な組織が日本に広がってきていることを多くの人は知りません。
私自身、ここ10年来、地域の課題、まちづくりや建築のことに、自分の時間を多くさかれてしまい、
男女共同参画というテーマは誰かやってくれるだろうとはじっこに押し込んできたことに、
反省の思いもあり、よしやろうと思った次第。
1975年国際婦人年から、世界中の女性たちが歩みを進め、政治、労働、あらゆる分野で
男女共同参画を進めてきたのに、日本は足踏みをしてきたことは、政治の状況に見られるとおりです。
これは日本の行き詰まり(少子化や経済縮小など)の背景にもなっていると思います。
子どもたちのためにも、何とかしないといけません。
というわけで、
ゲストに紀藤正樹弁護士と上野千鶴子さんを迎えて、国会集会をやったところ、150人の会場は
椅子が足りないほどの満杯、主催者が言ってはなんですが、びっくりでした。
何かとご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
今週から6月議会がスタート
かくして、いつもは、数日かけて書き上げる、原稿を、今回は一夜漬けで書かねばなりません。
こういう時は、頭の中にある、ネタを棚卸するしかありません。
まあ、なんとかなると思います。
まちづくりネタは、平行線になっているので、今回はやりません、、、。
委員会で確認する程度です。
明日、6月4日には、企画総務委員会の副委員長として、委員長とともに
東京都の景観担当課長に、富士見リセフランコ跡地の件で、委員会集約文書を持って伺います。
区議会企画総務委員会と地元の意向を丁寧にお伝えするためです。
何しろ、三割自治の23区は、1万平米以上の建築に関する権限は東京都が掌握しています。
皇居周辺の景観(千代田区全体)に関してもです。
大阪の橋下市長は、大阪都構想なんて言ってるけど、東京都と23区
こんなに地方分権に逆行する自治権制約の仕組みはないと、
東京23区が戦後長らくの運動の過程にあることをご存知ないのだろうなと思います。
というわけで、平たく言えば、権限を有する東京都にしっかりとお願いに伺うというわけです。
区長選もいよいよ動き出したようです。
でも、過去5回の区長選に挑戦者側で中心的に関わってきたものからすると、
早いな?もつのかな?と、ちょっとどうなんでしょう。大組織にはそんな心配はいらないのかな?
いずれにしても、千代田区の民主主義が大いに活性化する、政策論争が活性化するのであれば
ありがたいことです。暗黒のような謀略とか、不健康な疑心暗鬼ではなくて、
区長選挙は、区民の不都合を解消するのに一番よいきっかけ、利権ではなく理念を、
憎しみではなく希望が、勝利するものにしたいものです。