お祭り、読書、皇居三昧の日々
三崎のお祭り満喫
職員仲間に誘われて最初に参加したのが、三崎のお祭り、
お天気の中、担いで、飲んで、ヘロヘロになって、あきれられたような記憶”(-“”-)”いつも気ぜわし気な町が、お祭り一色になる、
やんちゃ坊主集団のようでもある青年部が、惚れ惚れするほど格好いい(^^♪
朝までざんざんぶりの雨が、さーっと上がった青空の一日、満喫!
時代の変化を確実に感じます。
さらに、神保町満喫
土曜の午後、すずらんどおり東京堂のホールで
「戦争と文学」なるシンポジウムにお誘いいただいた。
日本ペンクラブ平和委員会主催のシンポジウムである。
際立った表現力、
3時間近い企画だったが、集中力が途切れることはなかった、
終戦時に5歳で、15歳上の兄を戦争で亡くしている志茂田景樹さんの語りは、まるで5歳の彼が見た時代の映像をのぞきみるようにリアルだった。
戦後翌年に生まれた
浅田次郎さんの辛辣な論法、
軍が悪で庶民は犠牲者なんて成り立たない、なぜなら、軍人の90数パーセントは学生だったりサラリーマン鉄道員など職業を持つ人が徴兵されて軍人になっているので、すなわち戦争小説というのは庶民国民の歴史であるということ、そして、このたび集英社のおかげで、そうした埋もれてしまいそうな戦争小説全20巻を刊行することができたとのことだった。
松本侑子さんは、太宰治と入水自殺した山崎冨栄、共に戦争と時代に翻弄されたすさまじい人生だったこと、すぐにこの本を買いたいと販売コーナーに走ったが、すでに売り切れていた。
本屋大賞を連続受賞しているという冲方丁さんは、光源氏のように存在感のある方で、若者の中に蔓延するどうしようもない貧困格差の問題、戦争状態になって、すべてがゼロになることを望む渇望感などについてお話された。
最後に、会長より、日本が世界の平和に対して負うべき義務として
3つのことが会長より提起された。
1)核廃絶を訴えるリーダーとしての役割
2)宗教観の対立を仲裁する役割
3)世界に冠たる平和憲法のもとに戦争を放棄する役割を世界に対して人類に対して負う役割
それでこその日本人ではないかと。
憲法は時代に応じて改正しても、9条は変えてはならない。
憲法9条は1条にもっていっても、もっとも平和の伝承者である天皇は
それを良しとされるのではないか、など、
奥の深い起承転結のある、シンポジウムで、とりわけ「結び」が明快なのが印象的だった。
100人限定の企画だったので、文学に詳しい友人たちを誘えなかったことが悔やまれた。
会場を見回すと、なつかしい面々があちらにもこちらにも、
やはり神保町は文化と文学とエネルギーが行きかう奥行の深い街だと改めて思う。
読書に、皇居ウォークに