6月議会の風景
3月、6月、9月、12月と
ほとんどの地方議会では定例会は年4回と決まっています。
最近では、地方分権の流れの中で地方自治法改正がされて、
通年議会、1月に議会を招集したら、12月まで会期とする議会も
出てきています。
千代田区議会でも、「議会条件整備検討委員会」の課題となっていますが
閉会中でもいつでも委員会が開催されている千代田区では
あまり実質に変化はないのではないかと、懸案事項のままとなっています。
6月議会の風景
国会のように、何やらなんでも政局化してしまう状況の中で
どんなことになるのだろうかと、いろいろ想像しましたが、
代表質問、一般質問での課題出しもそれなりにおもしろく、
ありとあらゆる重要な争点がたたかわされていたように思います。
しいて言えば、傍聴者の数の多さ、
傍聴者アンケートの意見や感想がいつもより多い、
つまり、地域の関心が、千代田区政に向いているというのが
実感できる今回の区議会の風景です。
議会質問の4タイプ
議員質問の中には、
1)提案型の質問、
つまり「こうやったらどうですか」「なぜこうしないんですか」という質問、
2)追求型の質問、
「どうしてこのようなことをするのか」「こうしたことを放置するのか」というような質問、
3)情報開示型の質問、
「この件はどうなっているのか」「この件の進捗状況はどうか」というような質問。
4)区長の考え方(政治姿勢)を問う質問
「原発に関する考え方は」とか「憲法に関する考え方は」といった質問。
私の今回の質問は、
「公有地等活用の考え方」についてと、
「障がい児教育環境の整備」で、
公有地は1)のタイプ、つまり、「こういう風にやったらどうですか?」
という提案だったけれど、
千代田区という特殊な町の特殊な事情を踏まえれば、そんな、
住民参加だとか、公有地拡大だとか、地域別方針だとか
あたりまえのことは、かえって効果的ではないという答弁でした。
あたりまえにやることこそが、難局をのりきる策なのに、、、
言い続けるしかありません。
国公有地の情報収集だけは、しないでもなさそうな答えでしたが。
「障がい児」に関しては、言われなくてもやっています。
充実することも考えますというような、答弁でした。
こちらも手を変え品を変え、
根気よく言い続けていくことだと思っています。
企画総務委員会は、一進一退、まちづくりはどうしてこんなところにまで
こんな政治家が出てくるのかという、大変歯がゆい状況で、
陳情者や傍聴者につらい思いをさせているのではないかと
思いますが、可能な限り、議論をつくし、手を尽くすしかありません。
議会と、行政が、お互いににらみ合って、何もかも、ことが進みません。
委員会としての課題整理を、この6月議会で行おうと話し合い、
次回6月20日は、整理のめどが立ち何よりです。
政局ではなく、政治、政策を少しでも
前に進めなければ、その点で、木村議員さんが、企画総務委員会に
「居住安定支援家賃助成条例の改正案」を出して、提案質疑をしたのは
具体的で、目に見える議員らしい仕事だと思います。
また、小林たかや議員の、のびやかな質疑にも、関心することがあります。
獲得目標をもって会議に臨み、達成感のある会議を積み重ねなければ
区民に申し訳ないと思う今日この頃です。
アップルマンゴーパフェ、どうして、マンゴーは結構高いのに
これが298円で食べられるのだろうか??区役所の並びのコンビニで。