間に合うのか、間に合わないのか
外神田一丁目計画、まちづくりに参加しませんか?
1月20日号の一面に、外神田一丁目南部地区まちづくりに関する公聴会のお知らせが出ています。
見ていない人も多いと思うので、こちらに再掲します。
この広報を見ても、何が問われているのか正直わかりません。
先立つ1月5日号の区報の中面に、小さく2行で説明会を行いますとあり、実施されました。
住民の口コミもあったのでしょう、60人の会場はいずれもいっぱい。(私は1日目に参加)
そもそもは2年前、ほとんどの地権者が賛成しているかのような説明で、都市計画手続きに無理やり入りました。その後、議会にたくさんの陳情、そして報道と続きました。議会で調査をしてみると地権者の半分近くが賛成していなかったのです。
アキバのまちづくりは、このような超高層オフィスやホテルの開発で持続可能とは思えない
地権者はかなりの方々が賛成していないのに、事業として成立しない、区内唯一の清掃事務所と葬祭場、区道までが区民に問わずに再開発に組み入れられて、将来世代に負の財産を残すべきでない、などたくさんの陳情があり、そしてもちろん推進の陳情もあります。詳細は以下をご覧下さい。↓↓↓
https://www.chiyoda-fund.com/%E5%A4%96%E7%A5%9E%E7%94%B0
都市計画の手続きというのは、千代田区の場合いったん都市計画の手続きに乗ってしまえば、
ベルトコンベアーに乗った状態で、区長権限と議会の多数で、これまで進められてきたというのが通例です。それでももっと開かれたやり方でやってきましたが最近は何か違います。
住民からの疑問に応えるため、議会として、審査に乗り出しました。
外神田一丁目の場合は、区民の大切な公共施設があるということもあり、
国交相が運用指針で「やるべきである」とする都市計画法の公聴会が、決まったような次第です。
昭和50年、加藤清政区長時代に公聴会開催規則を作って、初めての実施です。
どうか、みなさん、参加してください。公述の申出書は、2月3日、明日の夜まで、受付けています。
おそらく、これが、外神田について住民が意見を申し述べる最後のチャンスです。メールでもファックスでも、オッケーです。
番町と外神田と神田警察通りと、同時並行で住民を2分するようなまちづくりが進められています。
世田谷区の下北沢では、区長は逃げることなく議論を続けより良い再開発の絵を描いて、今は、
ますます若者人気のスポットになったそうです。
浜森香織さんという大変優秀な麹町の女性が、
住民は対立していない、住民の要求は、むしろ一致している、対話を阻んでいるのは行政ではないかということを
フェイスブックにパワポで上手にまとめていて、感心しました。
見られる方は、こちらをご覧ください。わかりやすいです。
議会は始まる、選挙も始まる、私は選挙にたどり着く前に、行き倒れるかもしれませんが、民主主義の芽は芽吹いているので、その力がきっと増してくるものと信じています。「春よ来い」次世代を信じて、住民を信じて、心静かに進んでいきたいと思います。
2023年2月2日
小枝すみ子拝
※今後このけんに触れるチャンスがないかもしれないので、資料を何枚かこの下に共有します。
一つは、国土交通省の運用指針、いかに秀逸なもので、千代田区が今やってることと大きく異なるか見ておいてください。
もう一つは、公聴会をやってください、形式的でなくやってください、という陳情があり、過日開いた委員会でまとめた
委員会集約のメモ、忘れないために貼り付けます。