安倍首相による、もり・かけ疑惑隠し解散と言われる、総選挙がスタートした。
千代田区は今年の初めには区長選でトリプルスコア、7月には都議選でダブルスコアと、小池フィーバーした選挙区、奇妙ともいえるグリーンの風が吹き荒れた。それがいま、ほんの2か月しかたっていないのに、同様の風が吹いているとはまったく感じない。
希望の党の新人女性弁護士が無名であることもあるだろうが、7月に圧勝した都議も、無名と言えば無名だった。行き過ぎる候補者カーに、人々は無反応、2月と7月のフィーバーを見たばかりの私にとって、空気感の落差には驚くばかり。外側からの応援もまた楽しい!!

海江田さん平成27年4月

今週木曜日、10月19日までが、一年の区議会の中でも最もボリュームも争点もある、第三回定例会(平成28年度決算議会)があるということと、私は完全無所属で、千代田区は陣営の人材潤沢ということもあり、久しぶりに外から距離をおいて応援する国政選挙を楽しんでいる。

振り返ると、2009年民主党の政権交代になる解散総選挙の年などは、その年、2月の区長選挙で番町の人生の先輩下田武夫さん(当時ちよだの声の区議)に区長選2度目の出馬をしていただき2000票差で惜敗、6月の都議選は岩本町の知り合いの息子さん25才を都議選に出して、なんと200票差でドン内田御大に勝ち、その応援に初日より秋葉原においでくださった鳩山由紀夫さんがその後総理になられた。激動の日々だった。

ずいぶん長らく、千代田区では、私がやらないと無風選挙になってしまうという焦りと気負い、民主やミンシンも私が支えないとという気持ちがあったけれど、いまや支える議員層ができているので、もう大丈夫・・・(^^)/解放感でいっぱいだ。

もちろん、私の一押しは、今回も海江田万里!!(写真は2年前の区議選です。)
海江田さん、20年苦あり楽ありいろいろありましたけれど、ここまでくるとさすがというほかない。根性がある、体力も経験も信念もある、ぜひとも勝ち抜いて欲しい。
「立憲民主党」から出馬されると言う筋のある、勇気ある決断をされた。私の周辺では、みな一様にそのことを評価し喜んでいる。

全国に応援できる人がいないという選挙区が多々ある中で、東京一区は、海江田さんがいてくださって恵まれていると感謝したい。とはいえ、区議会ごとが手を離せないことと、千代田区ではたくさんの区議が支えているようなので、私の出番はない、というありがたい状況である。
知名度もあり、おそらくは他の候補よりも現状は優勢だと思うが、油断は禁物、口コミやさまざまな方法で、一人が一人へとどれだけ広げられるかにかかっている。19日に決算議会が終わったら、一人でも多くの方にお声をかけて回ろうと思っています。このブログを見て下さった皆さんも、どうか知り合いに18歳以上の子どもさんにそして、お買い物のレジなどであったお知り合いにさりげなくお声をかけてください。

区民に区長自らが説明することなく断行した
明大通りのプラタナスの除去、平河町の仮区営住宅建設、
四番町のまだまだ使える公共施設の取り壊しと建て替え推進、
再開発誘導のための外神田公共施設の建設誘導、
まちづくり幹部がのきなみ三役に抜擢のふしぎ、
コウテキハイよりも不透明な構想なき基金活用、
(5年で500億円、不要不急の公共施設建設に基金投入多々)
決算で明るみに出た「ほとほと困った千代田区政」の状況については、
続報にてお知らせします。

私自身は、これまでもこれからも、
自分が正しいと信じるところを、
私を育ててくれた千代田区のために良いと思うことは良い、
間違っていると思うことはあらゆる手段を使って、
広報し、行動し、
それがどれほどに困難な道であるとしても、
粛々と淡々と指摘をつづけていくつもりです。

2017年10月16日
小枝すみ子(千代田区議)