4月10日は、日本の女性が参政権を得てから、ちょうど70周年、その70年目の4月10日、
四谷の上智大学において、「女性議員倍増するぞ」という集会が開かれた。
「日本の女性議員」どうすれば増えるのか(三浦まり上智大学教授編著)
と題する本の出版記念をかねての会に、日曜日、他の行事をかき分けながら、
友人たちと参加してみた。

ちなみに、70年前は女性議員39人、
「山が動いた」と言われた90年代は女性議員たった33人、
2016年の現在は83人、世界191か国中156位

アメリカでは、女性大統領が出現するか
韓国でも台湾でも女性が大統領になっているというのに
日本は、「女性活躍」などと掛け声ばかりで、姿は見えない。
韓国は16.3パーセント、台湾は38.1パーセント、日本は9.5パーセント

婦人参政権70年
というわけで、
日本がガラパゴスと言われるゆえんです。

ついでに、毎日新聞から
拝借させていただいて、
70年前の記事も貼り付けます。

焼け跡での選挙運動(千代田区)

食糧問題で話し合う女性国会議員(国会内)

など、

なんだか、この時代、
貧しくとも希望に満ちている気がする。

さあ、

これからの70年に向けて
私たちも、がんばりましょう

2016年4月18日 小枝すみ子

1946029国会の見える焼け跡で選挙運動がスタート 1946年4月 東京・千代田区

1946030

参政権を獲得、投票する女性たち
1946年4月10日 東京・葛飾

1946053

婦人代議士27人で婦人議員クラブを結成。食糧問題を話し合う加藤シヅエ氏ら婦人議員
1946年4月25日 東京・国会で

新選挙法で初の総選挙(第22回総選挙)

選挙権者の年齢を25歳から20歳に引き下げ、女性参政権を認めた改正選挙法のもとで戦後初の総選挙が行われた。自由党が141議席を獲得して第1党に。投票率は男性79%、女性67%に達し、高い関心を集めた。39人の女性代議士が誕生し、モンペ姿で初登院した新人議員もいた。9月には地方議会への女性参政権も認められた。【毎日新聞より引用】