今年もよろしくお願いします
明日から、いよいよ2016年本格稼働です。
ポジティブにがんばりましょう。さて、以下、近況です。↓
涙が止まらなかった、もう一度見たい、
「黄金のアデーレ」
1月7日で終了予定だそうです。
本当は昨年で都心は終わりのはず、評判が高く、上映日程を伸ばしたものと思われます。
東宝シネマの日比谷シャンテや日本橋コレドでもやっています。
ナチスドイツに迫害され奪われた、クリムトの名画、
オーストリアのモナリザと言われる1億ドル以上の価値を持つこの絵を
本来の所有者であるアメリカ在住ユダヤ系オーストリア人だった女性がオーストリア政府を訴えて
勝利する、奇跡のような実話を映画化したものです。
私は、つい10数年前にこのようなこと
(政府と個人の裁判での戦いと政府の敗北)
があったことを知りませんでした。
クリムトという画家から、ナチスドイツを想像することもありませんでした。
シェーンベルクという有名な作曲家の孫である若き青年弁護士が、
お金目当てでかかわりながら、祖先の迫害されたルーツにふれ、変わっていく姿が
とてもリアルに描写されています。
依頼人である82歳のマリア(アデーレがかわいがった姪にあたる)があきらめても、
絶望的な戦いの中で、青年弁護士は、いつのまにか自分のルーツをたどり自ら動き出す・・・。
私の下手な解説より、どうぞこちらをご覧ください。
http://golden.gaga.ne.jp/
美しく、悲しく、それでも正義は勝つと信じられるような気がするのです。
と同時に、12月20日NHKの映像の世紀「時代は独裁者を求めた」
http://www.nhk.or.jp/special/eizo/program/
ショッキングなこの映像とかなり重なります。
まだまだ知らなければならないことがたくさんあります。
しかし、勉強してから動くのでは遅い。
動きながら勉強するしかありません。
中3の男子が一応受験のため、お正月特訓などという、
大みそかも元旦もないというメニューに参加してくれたので、
大助かりで遅れに遅れた仕事ができました。
近日中に、小枝通信51号が届きます。
うちには来てない、送ってほしいという方は、どうぞ、ご連絡ください。
いよいよ2016年本格始動
どんなことがあるやら、2015年を振り返ると予測不能。
想像できないような、
驚くようなことがあるかもしれない。
「鳥の目と、虫の目」
これは記者の目に必要なことと以前耳にした言葉だが、
いま、私自身に一番求めたいスタンスです。
千代田区のこと、地域のことは絶えず、課題、紛争、争点があります。
だからと言って、目先のことだけにとらわれたら、私は私の役割を果たしません。
衆参ダブル選挙があるかもしれない今年、
戦後71年でもっとも危機的な現在、大きな視点と、地べたの目線、それをどううまく
調整できるのか、それが最大の課題になるような気がします。
また、時間の使い方、余裕がなければ、「えーい、面倒くさい!」となって
丁寧にできなくなる、この1年、重要なところでそういう傾向があったと反省します。
そういう意味で、
自分のやるべきことを整理し、
方針変更させてもらいます。
私からの発信は、
小枝通信、ホームページ、フェイスブック、メルマガにとどめ
区政報告と、街頭宣伝は、今年は、目的化しません。
昨年、メルマガの効果が絶大だったことから、可能な限り、これを充実し
委員会日程なども伝えます。
ファックスニュースは引き続き会派「ちよだの声」で行います。
今年は、福祉とまちづくり、ライフワークにも取り組みたいのです。
新年2月20日(土)の区政報告会、ファックス送らせていただいています。
またあらためてこちらでも広報いたします。
いくつかの活動縮小をお許しいただきたくよろしくお願いします。
2016年1月3日
小枝すみ子