政治は種まき!本格稼働いたします!(^^)!
2月14日、介護保険と認知症の研修、
引き込まれた土曜の午後~♪♪
私にとっては、市民として最後になるかもしれない勉強会、
どうしてもこのテーマがやりたかった。
もし、議員になってしまえば、またきったはったの政治の世界
私のようにバトル担当議員は、なかなか近づくことができない分野。
私や私の夫にも大変身近なテーマとなったこともあり、私の友人が昨年末、和泉橋出張所で「千代田区認知症サポーター養成講座、5人から出前出張してくれる」とのチラシを持ってきてくれたことから、やろうやろうとなったのでした。
それなら、介護報酬減額とか在宅重点とかいわれる今年の改正のことも学んでおこうと、大忙しの小竹さんに講師のお願いをしてみたら、オッケーということになって、土曜の午後の深ぼり企画が実現しました。
52万人にも登る特養待機者、実際は、要介護度4~5にならないと特養にははいれない、待っても待っても入れないおとしよりの厳しい現実そして格差、
ホームヘルパーなど介護分野で働く人は、その処遇があまりにも過酷なのでこの仕事に就く人と辞める人がほとんど同数、継続年数平均10年ともたない、
介護現場の人や、介護を担っている家族など、当事者不在のまま制度設計がされていることがありありとわかる数字が並んでいました。日本で最先端の分析、本当に興味深かった。
「認知症サポーター研修」はとても良い制度です。現在500万人をこえ、さらに増えるであろうといわれ、抱える家族の苦労は大変なものです。涙なくして語れない話の山です。本人と家族の悪循環をしないためにも、知っておくことが何より大切なことがわかります。現場のことを誰よりも知る区の専門職の方が講師、とってもわかりやすくお話してくださいます。さすが千代田区と思える場面でした。受講生全員、オレンジリングをいただきました。この輪をもっともっと広げたいと思います。
参加者は、とりわけ介護の経験と実体験を持つ人々、仕事でかかわっている若者、離職をした若者、介護体験十何年という女性、看取りの経験を豊富にもつお嫁さん・・・、参加者の発言も思いがあふれる含蓄ある内容ばかりだったところもこのテーマならではの風景だったように思います。
そして私は、これをもって、一市民としての活動をいったん終了します。
2月10日、4月26日執行の千代田区議会議員選挙のための立候補予定者説明会がありました。私はお仕事で参加できませんでしたが、代理参加で出ていただき、エントリーしています。
リストによると44人、13人が名前を明かさない不明者とのことで、ひやかし(実際は出ないけど見に来た)という人もいるでしょうが、4年前に引き続き、乱立模様であることは確かです。
まちには区議選立候補予定者のポスターが貼り出されていますが、私は一度もそのようなポスターを張ったことがありません。ここのところ何回かは車をださず、自転車と口コミだけで続けてきました。知名度もないのに、正直よく当選してきたものだと(だから前回も最下位(ー_ー)!!)、ものごとが見えるようになってくると、周囲にどれだけ迷惑をかけたんだろうかと思います。今回はそうはいきません。
事前ポスターはやっぱりやりませんが、その他のことはきちんと計画的にやろうと決意しました。
味方の皆さんも、そうでない皆さんも、どうぞご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
政治は、オフィシャルな社会的発言、発信であると同時に
政治は「未来への種まき」でもあると思います。
みんなが人間らしく自分らしく生きられる社会であるように
戦争をせず、いのちを大切にして、平和を維持できる社会であるように
障がいがあっても、認知症になっても、支えられて自立して生きられる社会であるように
大いに発信し、
大いに議論し
大いに知り合い
大いに悩み
あちこちに信頼の花が咲くように頑張っていきたいと思います。
不穏な社会だからこそ、あきらめずに、人々を信頼し、家族を信頼して発言を続けること、
できるならそのことを自分に課していきたいと思います。
健康オタクと市民活動三昧の日々よさようなら
この2年間で私の寿命は10年延びたのではないかと
お付き合いくださったすべての方々に感謝申し上げたいと思います。
2015年2月16日 千代田区議選立候補予定者 小枝すみ子