11月4日(金)景観まちづくり計画ほか
【区政日程・今後の予定】
11月7日(月)1時半~高齢者サポートセンター特別委
8日(火)10時半~環境文教委員会
9日(水)1時半~企画総務委員会
10日(木)10時半~生活福祉委員会
11日(金)1時半~議会運営委員会
12日(土)2時~まちなか懇談会第一回(於:区役所4階)
第三回定例会が終わったばかりなのに、もう第四回定例会です。
その予定議案頭出しなどのための、委員会が目白押しです。
【景観審報告】
千代田区にはまちづくりに関する住民・議員、学者さんも参加する大切な会合が
二つあって、ひとつは都市計画審議会、もうひとつは景観まちづくり審議会です。
小枝は現在は、他の4人の議員とともに景観の会議に所属しています。
座長は西村幸夫東大教授、副座長は大江新法政大学教授です。
真中に皇居を擁し、東京の顔でもある千代田区は、東京都が広域行政の立場から
この景観を守るということで、平成5年から自主条例によって、
景観誘導にとりくんできた千代田区と、綱引き状態にありましたが、
地方分権一括法による法改正もあって、やっと千代田区が景観行政団体
すなわち、法的権限をもって景観誘導や指導ができる団体になる見通しが
見えてきたということのようです。
今日は景観計画の素案について、説明がありました。
まだ、資料は回収ということで、詳細の広報はできませんが
これまで20年近く積み重ねてきた経験をもとに、積み上げたという感じのする
ものでした。
ただ、私としては、もうひとつ、景観地区という形での高さやボリュームまで
踏み込んだ、芦屋市や京都の条例と比べると、踏み込みが足りない
そうした思いを述べましたが、まずは計画をつくり団体になること
そうならないと住民説明会やパブリックコメントもできないとのことで
それ以上の追及は辞めました。
何しろ、こつこつと作業を積み重ねてきた景観部隊に感謝感謝の思い。
踏み込むかどうかは、区長区議会はじめ住民の思いと離れたところでは
ありえないのだから。
【第4次議会活動条件検討会の報告】
現在、非公式非公開の会議ですが、平成20年に地方自治法が改正されて、
このような会議も公式に位置付けることができる法整備がされました。
全国375市がすでにこのような会議の設定をしているそうです。
当然千代田区もということになりますが、全員一致しないとそうはなりません。
議会は行政に、決まってから知らせるではなく、政策形成過程で公開してくださいよ
といつも言っているのに、区議会議員は、インターネット中継はどうするとか
政治倫理条例はどうするという協議を、非公開で非公式に協議するなんて
説明がつきませんねと言いましたが、まずは、ひとつでもふたつでも成果を出し
結論を出してから、会議の形式について論じようとのことでした。
その一方で、インターネット中継は、全員一致で賛成でした。
千代田とほか三区のみとのことで、これは機が熟しているようです。
もう一点、政治倫理条例の制定、こちらも、それぞれが、
政治倫理基準をどのようなものにするか、案を持ち寄ろうということになりました。
住民から見れば見えない(実際こだわりの非公開なんですからね)、
あるいは遅いと思うでしょうが、
それでも合意をつくるプロセスは重要なんだと思います。