「ちよだの声」Faxニュース6号より ~決算は第4回定例会(11月末~12月)へ持ち越されました。~
ファックスニュース前号でご報告しましたように、千代田区政はいま、史上稀にみるバトル状況が発生しています。これは、三回の区長選で石川区長を担いできた議員グループと区長との関係が8月31日、突然の大山副区長解任により決定的に悪化したからだと思われます。 今議会の主要課題は、平成22年度決算の認定と、旧庁舎解体及び高齢者サポートセンターの設計予算を中心とする補正予算でした。補正予算は賛成多数で可決、決算はいくつかの質問に対し 区長を含め行政側が妥当な説明をできなかったことから、今回は判断を先送りし次回定例会に持ち越すということになりました。
~~~~今回の決算総括質疑で取り上げられたものをいくつかご紹介します~~~~
≪ちよだの声・声民主≫ 1、5万人人口回復後の千代田区のあり方 1)出張所について 2)職員体制について 3)住宅政策の転換について 4)東松下町住宅について 2、区有財産について 1)未利用地等の区有地の活用について 2)賃貸借手続きについて 等 ≪自民≫1、町会とマンションとの関係 2、震災対策について 3、副区長解職について 等 ≪新しい千代田≫1、生活環境条例の改正 2、認証保育所 3、サービス評価制度 4、民間開放の指針と市場化テスト 5、職員定数 等 ≪共産≫1、千代田区立図書館 2、国家公務員宿舎の売却 3、公正で透明な区政のために 等 ≪公明≫1、コミュニティ 2、住民票の職権削除 等 ≪ネット≫1、災害対策 2、新聞広告 3、区道上のパーキング 4、外神田施設 等
今回、私たちは石川区政の10年の総括と、人口5万人回復後の千代田区のあり方について様々な角度から提案をしてまいりました。 成果としては、「区有財産貸付手続について早急に基準を作り議会に示す」との答弁及び「25年度に向けて住宅白書を作成し、住民に公開するための基礎調査を24年度中に行う」との答弁を得たことです。また、石川区政になってから地域別指標と分析が足りないことを指摘し、例えば、緑被率の区平均が21.04%のなか和泉橋地区は2.22%であることや、0~5才児人口が麹町出張所地区では834人に対し神田公園出張所地区では136人であること等、麹町地域と神田地域のバランスが大きく崩れており、 改めて地域ごとの分析なくしては対策が組めないことを強調しました。 これからも注視していきたいと思います。第4回定例会は11月18日より始まります。
【「まちなか懇談会」急きょ、久しぶりに開催】 テーマ:「防災」 第一回 11月12日(土)2時~4時 区役所本庁舎401号会議室 第二回 11月14日(月)6時~8時 和泉橋区民館B・C会議室 第三回 11月16日(水)6時~8時 麹町小学校ランチルーム ※区長が出席して、区民の声を聞く場です。 決算委員会(企画総務分科会)にて、なぜ予算執行がゼロなのかと問題にしたことから、急きょ開催となりました。 周知の時間をもっとしっかりとり、すべての出張所で開催すべきだと、さらに意見を言いましたが、「再度の場を設けることを検討する」との答弁を得ての開催です。 テーマも防災とのことで、ぜひ、たくさんの参加と意見をお願いします。 |