4月26日、自民党の小林やすおさんからベテラン議員や会派の代表各の方々で、新しい議会スタートにあたっての意見交換会をしたいとのお電話があり、私にとっては初めてのことでしたが、この際意見交換しておきたいことも沢山あったので、前向きに参加しました。委員会の作り方をどうするのがいいと思いますか?ということが中心でした。新しい議会は新人さんも含めてつくるものですから、あくまで、経験者たちの意向がどのようなものか、考え方を述べ合うという場にすぎない、ということで、実際、おおよその雰囲気がつかめました。 そこで、次回と定めた5月10日には、以下のような提案事項をまとめたメモを出しました。 そのことに関して、またまた、ベテランの困った議員さんが、小枝を名指しで、悪口ブログを書き続けているよとメールを送ってくれる人がいました。読んでみると、本当にたちの悪い嘘(いつものことだけど)、困ったもの。ある人に相談したら、「結婚詐欺師の論理」のたとえ話をしてくれました。 いくら抗議をしてみても、結婚詐欺師は、自分が悪いことをしているなんて少しも思っていない、なぜなら相手をだます前に自分をだましているから、もうひとつの真実をつくって自分をもだましてしまうんだそうです、だから同じレベルで争ったり答えたりしてはいけないとの、教えでした。あたっているかどうかはわかりませんが・・・、尋常でない心理であることは事実ですね。
さて、私たちが提案した内容は以下のとおりです。 あたりまえのことばかりですが、それが大物議員によるあれだけの悪口になるのですから、よほど気に障ったのでしょう?! いずれにしても、区民が選んだ議会の中で、正々堂々と、公開の場で、ご自分の主張を述べるのが、いいと思います。そして、区民が選んだ議会の考え方を区民がチェックする、そして世の中は良くなるのだと、私は楽観的に考えています。進みの早さ遅さは別にして前に進んでいくことだけは間違えないだろうと、感じています。どうぞ、選挙後の区議会もウォッチしていてくださいね。
議会運営に関する提案事項 ~新しい区議会スタートにあたり~ 2011.5.10 小林たかや・小枝すみ子 一、議会運営に関する基本的事項 1、議会運営委員会事項と各派協議会事項の整理 2、全員協議会の公開 3、各派協議会の公開 4、一般選挙後各派協議会召集までの会議のルール化 5、その他、「議会運営に関する申し合わせ事項」の文書化
二. 「議会活動条件整備等検討会」を公式に位置づけ、公開する *当該検討会で承認されれば 「(仮称)議会改革に関する特別委員会」を設置する 1、原則一日一委員会制 2、本会議・委員会のインターネット中継実施 3、委員会開催の定例化 4、傍聴者と請願・陳情者の意見陳述の機会提供 5、委員外発言のルール化 6、本会議の一問一答・対面式化及びそれに伴う議場配置の変更 7、本会議・委員会へのパソコン持ち込み 8、委員会資料の2日前配布 9、通年議会導入(法改正待ち) 10、会議規則・例規集の見直し(開催時間の定め、定例会回数、期日その他) 11、「政務調査研究費交付額等審査会」を地方自治法100条の2に基づく会議として位置付ける 12、その他自治法に基づく第三者会議設置により議会の政策立案環境の整備 13、行政計画の議決対象の拡大 14、区長・執行部への反問権の付与 15、公聴会制度(学識経験者等からの意見聴取)、参考人制度(住民等の意見聴取)の活用 16、障がい者・子育て中の方々への傍聴体制の整備 車いす対応、補聴器の貸与、手話通訳者の手配、保育者派遣、保育室案内、子どもの傍聴可、等 17、その他検討事項 ①、議会に住民・マスコミのオープンスペースの整備、それに伴う、七階サロンの配置変更 ②、7Fセキュリティーシステムの見直し(外出フリー) ③、議員報酬を振込に ④、本会議・委員会でプロジェクターの活用 ⑤、発災時の議員の役割の位置づけの明確化(行政との調整必要) ⑦、代表質問の廃止 ⑧、請願・陳情審査に理事者の出席を求めず ⑨、議会選出監査の廃止(法改正待ち)
三、「議会基本条例」の制定 四、23区内で最多の特別委員会数の再考 五、議長副議長人事は全会一致を原則とし、議長は第一会派から、副議長は第二会派からとする。 |