「タワマン建設 税金が支える」?!
昨日の記事、
東京都が6月時点で事業中の46地区の再開発について、朝日新聞社さんが、情報公開制度を使って分析したという、秀逸な記事。それも経済面
税金依存率高い順に、上板橋、小岩駅、十条駅、大山町ーーー、北区十条の再開発は、なんと補助金130億円、約600戸150メートルのタワマン計画とは、正気の沙汰とは思えない。政治が機能していない、もしくは、政治が悪い方に機能しているのではないか。
千代田区では、補助金は総工費のだいたい1割、現在、紛糾している外神田一丁目170メートルの再開発計画は総工費850億円で、補助金85億円ほどと言われている。巨額の税金を投じて地域経済もエリアの価値も壊していく・・、デベロッパー忖度型まちづくりはいい加減やめさせないと、東京は個性も味わいもない、ヒートアイランドとビル風のまちになってしまう。
先日、江戸・東京は本来、世界に誇る八百八町の自治とリサイクルの町だったという話を久しぶりに聞いた。私は残念なことに3代さかのぼれば大阪人だけど、私たちの故郷は紛れもなく東京。いっそ「東京を愛する東京人の会」でも作って、各政党に揺さぶりをかけたらどうだろう。1990年代国会傍聴(当時の建設委員会)に通った頃の記憶からすると、わずか少数の議員さんを除けば、国会議員たちに、東京愛なんか微塵もなかった。誰か中心になって、旗揚げしてくれないかなあ。