政治と政策、そして選挙へ
新しい人、無所属の人、
とりわけ女性が出馬しにくい議会というところ
平成最後と言われる、
統一地方選挙が始まり、
朝のテレビニュースで毎日のように
地方議会特集が報道されています。
全国の2割に女性議員ゼロ、全体でも1割ちょっと
190カ国中165位、世界の異端児となっている。
気がつけば28年
27歳で千代田区職をやめて立候補、
31歳で結婚、出産、その子たちがもう大学生と社会人
49歳で都議選出馬、みごと落選
それから2年間の余白を過ごし、この4年間区議に返り咲き、
ごくごく凡人の私だが、区民の声に耳を傾け、できることはみなやってきたという自負はあり、また、教え育てくださる方が多い、ただならぬ良質な出会いが多いというのはこの千代田区ならではのことなのだろうと思う日々。困った時は街に聞け、その半分しか実現改善できていないが、逆にいうとその半分はできている。
二人目出産後の、区長選区議補選のあとは、体調を壊し、代表質問のあと入院という憂き目にもあった。母乳を選挙事務所のカーテンの中で絞りながら、大きな選挙の事務局長を仕切ったり、全国や地域やさまざまなネットワークや経験者にお世話になり、私は実力もないのに、そうした思いはあるが政治はできないという人たちに突き動かされて保存運動のように議席保存されてきたのだと思う。
区政はなかなか良くならない、福祉や環境の細目は増え、まちづくりでもメニューは豊富になった。
けれど、都心は利益の最大化ばかり目指して、もっとも大切なもの、日本経済のもとともなっているようなものさえも失う方向に向かっているように思う。
政治と選挙と政策と・・・
このバランスがもっとも大事。政治と政策は大好きなのですが、
選挙は苦手中の苦手てで、スイッチがはいるまで時間がかかる。
消えないのが不思議なくらいです。今回も小枝さん「出ないの?」と聞かれてしまいます。
これまで、車も出さない、事務所も出さない(時には電話も置かない)
自転車でやります、を売りにしてきましたが、それはさすがにダメとのことで、
わたしには出来すぎた事務所をオープンしました。クルマも準備できそうです。
近々ご案内できるかと思います。
あらゆるグッズがほとんど整ったところで、
さていよいよ街に出ることができます。
引き続きご指導よろしくお願いします。
2019年(平成31年)3月28日
小枝すみ子@駿河台にできた新事務所にて